「住宅展示場のモデルハウスって、正直ちょっと現実味がない…」
そう感じていた私たち夫婦が、次に向かったのは地元では評判の良い工務店のモデルハウスでした。
大手ハウスメーカーとは一味違う“リアルな住まい”に触れたことで、私たちの家づくりの視点が大きく変わったのを覚えています。
このレポートでは、実際に訪れたモデルハウス見学の体験談を交えながら、
「地元工務店って実際どうなの?」
「モデルハウスって見に行く価値ある?」
という疑問にお答えします。

モデルハウス見学って、ワクワクするよね
モデルハウスなのに“売り物件”?運用スタイルがリアルで好印象
今回うかがったのは、地元で最も大手と言われている工務店のモデルハウス。
この工務店では、常設の展示場ではなく、自社系列の不動産会社が所有する土地にモデルハウスを建て、一定期間後に売却して次のモデルハウスを建てるというスタイルを取っていました。
この方式にはメリットが多く、
- 実際の分譲地に建てる=生活導線や間取りがリアル
- 販売を前提にしている=過度に“魅せる家”ではない
- 土地+建物セットで“現実的な価格感”がわかる
という点が私たちにとって、非常に参考になりました。
展示場の“夢の家”とは違う、暮らし目線のモデルハウスだったのです。
小ぶりだけど高性能。入った瞬間の“暖かさ”が印象的
最初に案内されたモデルハウスは、延床30坪ほどの小ぶりな2階建て。
玄関を入った瞬間に「おぉ、暖かい…」と感じたその理由は、マッハシステムという全館空調にありました。
営業さんの話では、
- 冷暖房は基本1台のエアコンでOK
- 温度ムラがなく、家中が心地よい
- フィルター清掃も自分で簡単にできる
- ヒートショックの心配が減る
など、家族の健康にもつながるメリットがあるとのこと。
特に子育て世代や共働き家庭には、「手入れが楽で家中快適」というのは大きな魅力です。
平屋モデルも見学!“今どきの平屋”はこんなに快適だった
あわせて見学したのは、やや小さめの土地に建てられた平屋のモデルハウス。
「平屋=老後向け」のイメージがありましたが、その印象は一変。
部屋は明るく、空間の使い方も工夫されていて、とても暮らしやすそうでした。
- リビングの隣には寝室があり、生活導線がスムーズ
- 子ども部屋は廊下で上手に区切られ、音の配慮も◎
- コの字型の設計で、中央にはプライベート感のある中庭が!
外の目を気にせずくつろげる庭って、子育て家庭にもぴったりだと感じました。
また、「老後も住み続けやすい家」としても評価が高まっている平屋は、資産価値の安定性という面でも注目されているそうです。
地元工務店の強みは“土地探し”と“暮らし目線”
家そのものの性能だけでなく、地元工務店の“真価”を感じたのは、営業さんとの会話でした。
- 「このエリアならこの学区に空き地が出やすい」
- 「来月、分譲予定の土地がありますよ」
- 「南向きに家を建てたいなら、ここが狙い目です」
といった、不動産屋以上にリアルで鮮度の高い情報を教えてくれたのです。
また、地元工務店だからこそできる
- 施主の要望に柔軟に対応できる設計自由度
- 自社施工だから伝達ミスが少ない
- 大手よりも価格を抑えやすい場合も
という点は、これから家づくりを始める方にとっても大きな魅力だと感じました。
【まとめ】“リアルサイズの家”を見ることが、理想の住まいへの近道
今回のモデルハウス見学を通して実感したのは、
「見た目や広さだけで家を判断しないことの大切さ」でした。
暮らしやすさ、暖かさ、動線、メンテナンス…
住んでからのことまで考えた時に、“現実的な家”を見ておくことはとても大事。
これから家づくりを始める方は、ぜひ一度地元のモデルハウス見学も検討してみてください。
自分たちに本当に必要なものが、見えてくるはずです。
コメント