家を作り始めたときは絶対必要だと思ってつけた設備たち。しかし、住み始めてもうすぐ2年のわが家には、「もっとこうしておけば良かった」という設備たちがいます。今回は、実際に生活し始めて気付いた「正直後悔している設備3選」を紹介します。これから家造りをするみなさまの参考になれば嬉しいです。
ストレート階段

わが家は2階建て住宅です。この土地を契約した際に、平屋は難しいということで1階にキッチンやリビング、寝室などの生活空間。2階には子供部屋とウォークインクローゼットという、「1階完結型」の間取りです。
子どもが小さい現在、2階はほぼ収納として使われており、使わない季節物などは2階に置いているのですが、ある日事件が。
2階から布団を抱えて階段を降りていたその時、階段に置いていた扇風機のコードにつまずいて転落!!
左足の親指に激痛が…。
なんとか歩くことはできましたが、血の気が引く感覚と体の震えが止まらない。
翌日も仕事に行きましたが、痛すぎて仕事どころではない。
午後から休みをもらって病院に行くと、予想通り骨折していました。
全治2ヶ月です。
階段に物を置いていたのが悪いのですが、もっと高いところから落ちていたら骨折どころではなかったかもしれません…。
やはり階段のない平屋が一番安全。
2階建て以上ににせざるを得ないなら、傾斜の緩やかな折返し階段が良いでしょう。
シューズクローク

↑物が散らかっているシュークロ
玄関に扉付きのウォークインシューズクロークがあります。
靴や傘、アウトドアグッズなど家の中に持ち込みたくない物を収納するのに大活躍!!
のはずでした。
いざ生活してみると、幅が狭くて奥の物が取りづらい!!
シューズクローク自体の幅が910mm程度。
そこに棚が入っているため、通路の幅は500mmもありません。
奥の物を出し入れする際にはカニ歩きで入っていく必要があり、とても使いにくいです。
また収納量も多くないので、子供用のプールや私の登山グッズ、テラス用のシェードなどを収納することができず、通路にはみ出している有り様です。
庭に物置でも買おうかなぁと考えている今日このごろ。
せっかく作るなら何を収納するかをしっかり洗い出し、収納しやすく作ることをおすすめします。
ラジエントヒーター付きのIHコンロ

↑雑に囲んであるとこです。焦げ付いた左側は無視してください。
今の家に引っ越す前は古い社宅に住んでおり、3口のガスコンロを使っていました。しかし実際に3口使うことは少なかったので、今の家でIHを選んだ際にはよく考えず標準のラジエントヒーター付きのIHコンロを選んでしまいました。
このラジエントヒーターが正直使いにくいし、一度使ってしまうと天板が焦げ付いてしまう始末。
何に使えるんだと思い、調べたところ、低温調理や海苔をあぶるときに使えるなどあります。
しかし、そんなことウチではしません。
お金がかかっても、パナソニックのトリプルワイド3口にしておけば良かったと思っています。
番外編:標準の高さのレンジフード
レンジフードについては何も変えず標準にしていたのですが、おそらく高さが160cm程度。
妻は問題ないのですが、私が料理する際には低すぎて頭をぶつけることがしばしば。
しかもフードの角がちょうど私の側頭部に当たるため、非常に痛くて腹が立つ。
レンジフードは、コンロなどから80~100㎝の範囲で設置する必要があると消防法などで決まっているそうですが、わが家ではまだまだ余裕がありました。
男性もキッチンに立つ時代。
レンジフードの高さについても忘れずにこだわることをおすすめします。
まとめ
今回は「正直後悔している設備3選」を紹介しました。
①階段は安全を優先
②収納するものをリストアップした上でシューズクロークのサイズを決める
③ラジエントヒーターは使い辛い
新築の際は決めることがたくさんあって、「とりあえず標準でいっか。とりあえずこの設備つけとけばいいでしょ」と思うことがたくさんあります。
しかし、いざ生活を始めると使いづらさや不便さに後悔する点もチラホラ…。
これから家づくりをされる方は、「実際にどう使うか」「どんな生活スタイルになるか」をイメージしながら設備を選んでみてください。
家づくりはとても楽しいけど忙しい!
この記事を参考にしていただき、家づくりを楽しんでいただけると嬉しいです。
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